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演題:「種を蒔く人 ―ひとつなぎの建築をめざして― 」
フィンランドと日本を往復しながら考えることで見えてくる社会像と、そのためのデザインについてお話しします。
講師:渡邊 大志
早稲田大学創造理工学部建築学科准教授
博士(工学)、一級建築士、リンクアーキテクツ株式会社主宰、港区景観審議会委員、東京建築士会事業委員、ほか。
専門は、建築デザイン・都市史。
2019年から2020年まで、フィンランド・アアルト大学客員研究員。
主な受賞に、東京建築士会住宅建築賞金賞(2021)、日本フィンランドデザイン協会賞(2021)、日本建築学会作品選集新人賞(2022)など。
主な著書に、
『ひとつなぎの建築』(ADP出版、2021 )
『東京臨海論ー海からみた都市構造史ー』(東京大学出版会、2017 )
『図説 港区の歴史』(港区、2020、共著)
日時:9月30日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、9月28日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。)
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
7月1日(土)に会員相互の懇親会を行いました。詳細は例会の記録をご覧ください。
演題:「セルマ・ラーゲルレーヴ 生涯、作品、研究紹介」
スウェーデンの作家セルマ・ラーゲルレーヴは、『ニルスのふしぎな旅』の作者として、女性初・スウェーデン人初のノーベル文学賞受賞者として、現在も読まれ続けているほか、映画化・ドラマ化、研究も続けられています。講座では、ラーゲルレーヴの生涯、日本語で読める作品や視聴できる映画の紹介に続き、近年の研究動向についてもお話しします。
講師:中丸 禎子
東京理科大学准教授。
北欧文学・ドイツ文学研究。東京理科大学でドイツ語と一般教養の授業を担当。スウェーデンの作家ラーゲルレーヴを中心に、北欧作家の受容研究とテクスト分析を行う。現在は、北欧・ドイツ・日本における民族主義などの他者排除と「幸せな北欧」イメージの形成の関係に関心を寄せている。
主な著書に、
・中丸禎子「「父の娘」のノーベル文学賞 セルマ・ラーゲルレーヴ『ニルスの不思議な旅』が描く国土と国民のカノン」、『文学』第17巻第5号/2016年9・10月号(岩波書店)、2016年9月、pp.89-113
・小澤実・中丸禎子・高橋美野梨編著『アイスランド・グリーンランド・北極を知るための65章』(明石書店、2016)
・中丸禎子・加藤敦子・田中琢三・兼岡理恵編著『高畑勲をよむ』(三弥井書店、2020)。
日時:6月17日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、6月15日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。)
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「北欧の巨人:フリチョフ・ナンセンの生涯」
極北に挑んだ探検家・科学者、フリチョフ・ナンセンは、闇の中に置き去りにされた人々を照らす光となった。 第一次世界大戦後の混乱のなか、42万人超の戦争捕虜を救いだし、 国際連盟で初代「難民高等弁務官」に任命された。革命後のロシア=ソ連と他国との関係改善のために奔走し、ウクライナで飢餓に苦しむ人びとを支援した。1922年にはノーベル平和賞を受賞。「フラム(前へ)」の掛け声とともに、未踏の道を歩みつづけた北欧の巨人。その生涯をひもとくことにしよう。
講師:新垣 修
国際基督教大学(ICU)教養学部教授。
沖縄出身。PhD in Law (Victoria University of Wellington)
国連難民高等弁務官事務所法務官補、国際協力事業団(現・国際協力機構)ジュニア専門員、ハーバード大学ロースクール客員フェロー、東京大学大学院総合文化研究科客員准教授、関西外国語大学教授、広島市立大学教授などを経て現職。専門は国際法
主な著書に、『フリチョフ・ナンセン 極北探検家から「難民の父」へ』(太郎次郎社エディタス、2022年)、『時を漂う感染症:国際法とグローバル・イシューの系譜』(慶應義塾大学出版会、2021年)、『Refugee Law and Practice in Japan』(Ashgate Publishing, 2008)
日時:5月20日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、5月18日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。)
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「北欧と日本の知恵を繋げて、新しい価値体系を創出する」
混沌とした社会情勢を踏まえて日本でもデンマーク、フィンランド、ノルウェーなど北欧との連携を通じた取組が進展しています。今回は特にデンマークに焦点を当て、北欧の先進的なプロジェクトを紹介しながら、日本の価値とどのように融合し新しい価値を創出するのか?という視点でお話をしていただきます。
講師:中島 健祐
社会イノベーションエバンジェリスト。先端技術を利用したスマートシティやデジタルガバメントなど社会システム全般に関するコンサルティングと企業向け成長戦略策定支援が専門。また通常のコンサルティングに社会デザイン、デジタルデザイン、人間中心デザインの要素を統合した新たなコンサルティング領域を提供するなど幅広いテーマに従事。2020年より現職。
主な著書に、『デンマークのスマートシティ』学芸出版社、2019年。
『未来に通用する生き方』(共著)クロスメディア・パブリッシング(インプレス)、2017年。
日時:4月15日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、4月13日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。)
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「くらしを彩るインテリア ーフィンランドの生活文化からー」
テレビや雑誌で目にすることが多くなった北欧デザイン。なかでも、インテリアデザインは北欧の長い冬を心地よく住まう知恵として発達したと言われています。本例会では、フィンランドの住まいやカフェ、図書館、サウナ、小学校等のインテリアデザイン事例を取り上げ、現地での生活体験を交えてご紹介します。
講師:塚田 由佳里
同志社女子大学生活科学部人間生活学科准教授。
2011年大阪市立大学大学院生活科学研究科後期博士課程単位取得退学、2013年博士(学術)。
高等学校等に家庭科教員として勤務後、2016年から2018年までフィンランド・アアルト大学都市計画・建築学科に客員研究員として所属し、子どもの居場所や放課後施設の調査研究を行う。2018年仙台高等専門学校建築デザインコース勤務を経て2020年より現職。住居・地域施設の計画・設計に関わる講義・実習を担当。
主な著書に、「地域のなかで子どもが育つ学童保育-ヘルシンキ・大阪の放課後-」西山卯三記念すまい・まちづくり文庫、2020(単著)「子どもが育つ生活空間をつくる」小伊藤亜希子・室崎生子編著,かもがわ出版,2009(共著)
日時:3月11日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、3月9日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。)
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「電子国家エストニアというイメージと実際のギャップ〜自然と歌を愛するエストニア〜」
インターネット投票を世界で初めて実施し、行政手続きの99%がインターネットでできるなど、注目を集めているデジタル国家実現の歴史、広大な自然との共生、そしてソ連からの独立後のエストニア人の平和への思いが感じられた「再独立30周年音楽イベント」などについて、現地で感じたことをお話ししていただきます。
講師:井上 重信
武庫川女子大学生活環境学部情報メディア学科准教授。1991年慶應義塾大学商学研究科修士課程終了後、(株)読売広告社に入社。2004年から2014年まで(株)デルフィス(現トヨタコニック)に勤務。広告マーケティング企画、メディアプランニング、経営企画などの業務に従事。2014年より専任講師として勤務し現在に至る。広告メディア論、起業入門、グローバルビジネス論などの授業を担当。
主な著書に、『コミュニティの再生』(共著)丸尾直美監修、中央経済社、2015年。
『マーケティングの理論の焦点』(共著)堀越比呂志、中央経済社、2016年。
日時:2月25日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、2月23日(木・祝)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「ノルウェーの合唱」
合唱が盛んな北欧の中でも注目を集めるノルウェーの合唱。ノルウェーの合唱の歴史や作品、演奏団体をバラエティに富んだ音源を通してご紹介します。またさらに音楽療法士の視点から、ノルウェー社会における合唱活動(歌唱活動)の意味を「コミュニティ」「ウェルビーイング」をキーワードに考えます。
講師:井上 勢津
株式会社ノルディックカルチャージャパン代表。学習院大学文学部哲学科、東京音楽大学声楽専攻を経て、ノルウェーへ留学。ノルウェーでの合唱経験を活かし、これまでにノルウェー・ソリスト合唱団、ノルディック・ヴォイセス、ノルウェー少女合唱団の来日公演に携わるとともに、日本の合唱団にノルウェー語歌唱の発音指導を行っている。ノルウェー政府認定音楽療法士、東京音楽大学、東邦大学講師。
単訳:「わたしだって、できるもん!」(新評論)、「北欧のガーデンニット」(日本ヴォーグ社)/共訳:「文化中心音楽療法」(音楽之友社)ほか
日時:1月9日(月)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、1月7日(土)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「北欧の社会福祉と多文化共生:フィンランドにおける先住民と移民のソーシャルワークに焦点を当てて」
フィンランドの取り組みを例に、社会福祉と多文化共生の関係について考えます。具体的には、北極圏の先住地で生活するサーミ民族と、首都圏のニューカマーを中心とした移民・難民を対象に展開されている様々な対人援助及び相談サービスを取り上げ、日本の現状と比較しながら、フィンランドの多文化ソーシャルワークについて紹介します。
講師:ヴィラーグ ヴィクトル(Virág Viktor)
日本社会事業大学准教授。ブダペスト出身、高校卒業後に来日。東京大学卒業、日本社会事業大学院修了(社会福祉学博士)。国際ソーシャルワーカー連盟アジア太平洋地域(IFSW-AP)会長補佐、アジア太平洋ソーシャルワーク教育連盟(APASWE)理事などを経験。現在、IFSW-AP財務担当、日本ソーシャルワーク学会理事、日本ソーシャルワーカー協会理事、日本社会福祉学会国際学術交流促進委員、日本ソーシャルワーカー連盟国際委員。
主な著書に、『多様性時代のソーシャルワーク』(単著、2018年、中央法規)、『介護・福祉の現場でともに学び、働くための外国人スタッフの理解』(単著、2021年、中央法規)、『国際ソーシャルワークを知る』(分単著、2022年、中央法規)、『Remaking Social Work for the New Global Era』(分担著、2022年、Springer)等々。
日時:12月15日(木)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、12月13日(火)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題:「ヒンメリが生まれ、育まれる場所」
フィンランドの伝統的な工芸装飾〈Himmeli ヒンメリ〉の等身大の魅力にアプローチします。国内での認知が広がり始めた今こそ、文化的側面にも目を向けて、一緒に理解を深めましょう。ヒンメリストのエイヤ・コスキさんへのインタビューをはじめ、ヒンメリに恋に落ちた国内外のヒンメリ作家の声もご紹介します。
講師:宇佐美 文菜
1984年生まれ。秋田大学教育文化学部国際言語文化課程を卒業後、映像制作プロダクションに勤務しドキュメンタリー制作を学ぶ。フィンランドの「人」に興味をもち、現地の生活者を取材し、日本語とフィンランド語で記録した内容を等身大のフィンランドプロジェクトとして公開中。
現在は、フィンランドのテキスタイルメーカー Lapuan Kankurit (ラプアン カンクリ)表参道店のフィンランドコラムに「フィンランドのクリエーター図鑑」を連載、創造性をテーマに、彼らのキャリアパスを取材している。
日時:11月26日(土)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、11月24日(木)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
※注意
お申し込みの際のgoogle formは、最後に送信ボタンを押すことで、申し込み完了となります。
入金確認後、講演前日を目安にURLをお送りします。
演題「リトアニアの言語と文化」
リトアニア語は、リトアニア共和国の公用語であり、インド・ヨーロッパ(印欧)語族の現代語中でも最も古風な形態を保っていることで知られるバルト語派の言語です。本講演では、リトアニアの言語とその文化のあらましを、歴史的・社会的背景をふまえつつ紹介します。
講師:櫻井 映子
名古屋大学卒業、名古屋大学大学院博士課程修了(文学博士)。リトアニア政府奨学金給付留学生としてヴィルニュス大学に留学後、日本学術振興会特別研究員として神戸市外国語大学・東京大学においてバルト・スラヴ学研究に従事。現在、東京外国語大学・大阪大学リトアニア語講師。専門は、リトアニア語学・リトアニア文学。
著書に『ニューエクスプレス リトアニア語』、『リトアニアを知るための60章』、共著に『言語学基本問題集』など。
日時:10月7日(金)19時半~21時
開催方式:Zoomを使ったライブ方式
*参加ご希望の方は、10月5日(水)までに「例会参加希望」にご記入の上お申し込みください。
詳細をお送りします。(PCからのメールを受信できるようにしておいてください。
参加費 会員:無料、 非会員:800円 (学生 300円)
北欧文化協会では、例会の報告を中心に、機関紙「宇宙樹 Yggdrasill」を発行しています。節目にあたる創立50周年、創立60周年及び創立70周年の際には、毎号の宇宙樹を集成した、記念特別号を発行しております。
We publish our monthly bulletin "Yggdrasill" that reports our monthly meeting. We also published special editions for the 50th anniversary, the 60th anniversary and the 70th anniversary of our Society.
*宇宙樹「創立60周年記念特別号」及び「創立70周年記念特別号」は、在庫がございます。ご希望の方には一部 1,000円(+送料)で販売いたしますので、お問い合わせください。
北欧文化協会のWebサイトを管理するスタッフが、北欧やバルトに関連する話題についてお届けします。皆さまからの情報提供も随時募集していますので、ご連絡をお待ちしております。